原監督 気丈采配も…病魔と闘う父・貢氏に白星届けられず

[ 2014年5月7日 05:30 ]

<巨・D>DeNA・中畑監督(右)とメンバー表を交換し、握手を交わす巨人・原監督

セ・リーグ 巨人1―2DeNA

(5月6日 東京D)
 あと1点が遠かった。巨人は打線がつながりに欠け、1―2で惜敗。原監督は「(先発の久保には)いつも苦戦しますね。1点ではなかなか(勝てない)」とさばさばと振り返った。

 0―2で迎えた2回に8番・橋本の押し出し四球で1点を返した。続く1死満塁では、先発セドンに代えて代打・ロペスを送る動きもある中で自重。セドン、坂本と連続三振に倒れた。9回1死一塁では、橋本に「思い切っていこう!」と耳打ち。橋本は鋭いライナーを放ったが、二塁・石川の好捕にあった。

 今季は久保と2度対戦し、チーム打率は・205。最近5試合で打率・105で、久保に6打数無安打のロペスを今季初めて先発から外し、下半身の張りがある外野手のアンダーソンを負担の少ない一塁へ入れた。「9連戦ということも含め、総合的に考えた用兵」と原監督。だが、得点圏に走者を置いたのは2度だけだった。

 4日、父・貢氏(79=東海大系列校野球部総監督)が心筋梗塞で神奈川県内の病院に入院した。5日の中日戦(ナゴヤドーム)の指揮を川相ヘッドコーチに託し、病院へ直行。父と面会した。依然として重篤な状態でもあり、原監督はこの日、球場入りすると「一生懸命闘っております。祈るしかない。会うことはできたが、話すことはできなかった。意思を伝えることはできなかった」と厳しいまなざしで語った。試合前のミーティングでは、貢氏の話を一切せず、試合後に2試合ぶりに現場復帰したことを問われても「そのことはいいんじゃないですかね」と言った。DeNAに今季初めて敗れて3位に転落。選手はグラウンドで結果を残すしかない。

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