岩瀬、大魔神に並ぶ 日本選手最多の通算381セーブ

[ 2013年9月15日 18:02 ]

<中・横>通算381セーブを挙げ、ファンの声援に応える岩瀬

セ・リーグ 中日8―7DeNA

(9月15日)
 中日の岩瀬仁紀投手(38)が15日、ナゴヤドームでのDeNA19回戦で今季35セーブ目を挙げて通算セーブ数を381とし、横浜(現DeNA)、米大リーグのマリナーズで活躍した佐々木主浩投手が持つ日本選手の日米通算最多記録に並んだ。8―7の9回に6番手で登板し、1安打を許したが、無得点に抑えた。

 岩瀬は今年8月に9年連続30セーブを達成。9月10日には15年連続のシーズン50試合以上登板を成し遂げ、どちらも自身の持つプロ野球記録を更新した。初セーブは新人だった1999年6月23日の巨人戦。

 佐々木は日本で252セーブ、大リーグで129セーブをマークした。

 ▼中日・岩瀬の話 まさか自分がここまで来るとは思わなかった。一日一日を大切にしてきた。佐々木さんとは歩んできた道が違うけど、記録だけでも並んだのはうれしい。1点差だったので絶対に勝たないといけないと思っていた。

 ▼佐々木主浩氏の話 真横に滑るように鋭く曲がるスライダーで、新人のころから一目置く存在でした。これだけの実績を積み上げることができたのは、日々の努力とともに、大きなけがと無縁だった体の強さに尽きるでしょう。おめでとうございます。

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2013年9月15日のニュース