大谷 国内12球団&マイナーもOK 日米各球団と面談へ

[ 2012年9月19日 06:00 ]

報道陣の前で記入したプロ野球志望届を見つめる花巻東・大谷

 花巻東(岩手)の160キロ右腕・大谷翔平投手(3年)が18日、同校で会見し、進路を国内プロ野球か大リーグ挑戦の2択に絞ったことを表明した

 。国内ならあらためて12球団OKの意向を示し、米国ならマイナーリーグからスタートする覚悟も口にした。19日にプロ志望届を岩手県高野連に提出。今後は獲得に興味を示す日米各球団との面談に臨み、早ければ今月中にも最終決断を下す。

 約30人の報道陣を前に、大谷がプロ志望届に自身の名前を記入した。誘いを受けていた大学、社会人の選択肢を外し、国内プロか大リーグ入りへの思いを口にした。

 「高いレベルでやりたいなと思ったので志望届を出そうと思いました。プロとメジャーどちらも選択は難しいですけど、監督さんや家族の話を聞きながら決断したい」

 同校OBの菊池(西武)に憧れ、花巻東に入学した。プロ野球選手になることが目標だったが、同時にメジャー挑戦の夢も抱き続けていた。菊池も日米球団の争奪戦に発展したが、最終的には日本を選択。偉大な先輩と同じ境遇に立ち「メジャーリーグは入学当初から行ってみたいなという気持ちがありました。自分の中では凄い魅力的な場所。プロ野球も素晴らしい場所だと思いますし、どちらにも凄い魅力があるので今は凄い悩んでいます」と揺れる胸中を明かした。

 甲子園には2年夏、3年春と2度出場。今夏は岩手大会で高校生史上最速の160キロもマークし、先月8月からは日本代表の一員として韓国での18U世界野球選手権に参加した。「高いレベルで刺激になった」と、藤浪(大阪桐蔭)ら同年代のライバルはもちろん、米国や韓国など他国の選手のプレーは自身の進路を決める上で、大きな判断材料になった。

 高校通算56本塁打を放つなど、打者としての評価も高いが、投手1本で勝負する気持ちは強い。19日にプロ志望届を提出。ドジャースなど獲得に本腰を入れるメジャー球団も多く、今後は日米球団との面談にも臨む。「マイナーリーグからはい上がってメジャーに行くことも魅力だと思いますし、(国内プロ球団に行っても)最終的には絶対にメジャーに挑戦したいという思いはあります」と、野球人としての究極の夢はメジャーで変わらない。

 運命のドラフトは10月25日。「今は(メジャーか日本は)五分五分。この1カ月は自分の中で悩むと思いますけど、悔いのないように毎日を過ごしたいと思います」。国内か米国か。野球人生最大の決断に注目が集まる。

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