金本に続き今岡も現役引退「外から野球を勉強したい」

[ 2012年9月19日 06:00 ]

現役引退を発表したロッテ・今岡

 ロッテ・今岡誠内野手兼任コーチ(38)が18日、今季限りで現役引退することを発表した。引退会見は2軍の全日程終了後に行う予定で「自分の中では昨年で現役には一区切りしていた。今年はコーチ兼任としてスタートしていたので、現役には全くこだわっていなかった」と話した。

 阪神時代の03年に打率・340で首位打者、05年には147打点と勝負強い打撃で打点王を獲得。03年と05年のリーグ制覇に貢献した。09年に戦力外通告を受け、10年からロッテでプレー。プロ16年目の今季はコーチ兼任となり、2軍で打撃・守備を担当。ここまで1軍出場はなかった。今岡は今後について「ユニホームを一度脱いで、外から野球を勉強したいと思っています」と話した。

 ▼楽天・星野監督(今岡が阪神時代の監督)アップで見ててもまったく手を抜かない。これはモノになると思った。(打順を)1番にしてよう打ったな。プレーボール直後に本塁打というのも良かった。

 ◆今岡 誠(いまおか・まこと)1974年(昭49)9月11日、兵庫県生まれの38歳。PL学園では3年春の甲子園8強。東洋大では4年時にアトランタ五輪で銀メダル。96年ドラフト1位で阪神入団。通算1309試合に出場し、1284安打で打率・279、122本塁打、594打点、1メートル85、83キロ。右投げ右打ち。

続きを表示

2012年9月19日のニュース