松井 メジャー緊急昇格も 正左翼手離脱&DH陣不振

[ 2012年5月16日 06:00 ]

練習試合で打撃が好調な松井。月末にも昇格する可能性が出てきた

 緊急昇格あるぞ!レイズとマイナー契約を結んでいる松井秀喜外野手(37)のメジャー昇格が早まる可能性が14日(日本時間15日)、浮上した。正左翼手のデズモンド・ジェニングズ外野手(25)が、左膝捻挫のために15日間のDL(故障者リスト)入り。ビザ取得を経て15日(同16日)にも傘下3Aダーラムで初出場する予定の松井に、チームの期待は日増しに高まっている。

 チームの危機。しかし、今の松井には、それこそが追い風だ。ジョー・マドン監督は、6日に負傷したジェニングズの膝の状態について「良くも悪くもなっていない」と説明し「こういう(膝周りの)ケガの復帰時期は読めない」と続けた。楽観視はしておらず、長期化する可能性もある。

 1番を打った正左翼手だけではない。主砲の三塁手ロンゴリアも左太腿じん帯断裂で長期離脱中。チームはア・リーグ東地区でオリオールズと同率首位だが、1番と主砲を失い、最近9試合は3勝6敗と低迷。指名打者のスコット、ペーニャも打撃不振が続いており、テコ入れ策としてメジャー通算173本塁打の実績を持つ松井が緊急昇格される可能性は十分にある。古傷の膝の状態も良好。延長キャンプ中、11日オリオールズ傘下との練習試合では左翼守備のテストも無難に終えた。

 松井はこの日ビザ取得のためカナダ・トロントに滞在。3Aでの試合について「出ることになったら今の状態でのベストを尽くすだけ。(3Aでの調整は)全てがテーマになる」と淡々と話すが、球団は少しでも早く実戦を踏ませたい。ノースカロライナ州の地元紙「バーリントン・タイムズ・ニューズ」電子版は、球団関係者が話したチーム方針として15日午後にダーラム入りする松井をそのままナイターに出場させる予定だと伝えた。

 当初は15日から25日(日本時間26日)までホームが続く10試合で打席を重ね、結果を残してから今月末以降のメジャー昇格が順当とみられていた。だが、球団がハイペース調整を指示すれば、早ければ10試合の終盤にも昇格する。「一番いいタイミングで上げる」とマドン監督。松井がメジャーに返り咲くための闘いが、これから本格化する。

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