ミスター交流戦の村田 最速50号到達へあと6本

[ 2012年5月16日 06:00 ]

原沢代表(左)原監督(中央)が見つめる中、打撃練習をする巨人の村田

 今年で8年目を迎える「日本生命セ・パ交流戦」が、16日に開幕する。交流戦通算44本塁打で歴代トップに立つ巨人・村田修一内野手(31)は、最速の50号到達を目標にキング防衛を宣言。リーグ優勝、日本一を目標に横浜からFA移籍したが、最初のタイトルとしてチームを交流戦優勝に導くことを誓った。

 キングの座は譲らない。ジャイアンツ球場での全体練習を終えた村田は、相性のいい交流戦での爆発を予告した。「打てるのなら、もちろん打ちたい。タイトルとは思わないが、それが自分のイメージとなるなら」。あと6本に迫る最速での50発到達にも「打ちたいですね。自分も勢いに乗れると思う」と意欲的。本塁打に加え、歴代3位の通算120打点を誇るミスター交流戦は、その金看板を下げるつもりはない。

 村田ならではの心理的な駆け引きがそこにはある。「相手が嫌なイメージを持ってくれれば。それで考えてくれれば、こっちにプラスになる」。打席に立つ前から、勝負は始まっているというのだ。交流戦で本塁打が多い理由については「自分はもうこの人には投げたくない、と思わせたいタイプ。初対戦の投手にはより気合が入りますから。決め球をカーンと打たれると、投手も頭に残る」と自己分析する。対戦の多い同一リーグの投手には綿密な分析で対峙(たいじ)するが、交流戦では立ち合い勝ちがより大切だと説く。

 4月までは打率・244だったが、4番を任された5月の月間打率は・302。本塁打はまだ2本だが、気温上昇に合わせ打撃は確実に上り調子だ。16日からは昨季1勝3敗のオリックス戦(東京ドーム)だが「(対戦の)一回り目は、今年の巨人はやばいと思わせたい」と全開で叩くつもりだ。

 交流戦では毎年セ・リーグは引き立て役に回ってきた。巨人も昨年は借金3の7位。交流戦の不振が終盤に響いた。「毎年パ・リーグが上位にいる。巨人での最初の優勝として狙う」。誰よりも「優勝」という2文字に飢えた大砲が、交流戦を貯金シリーズに変える。

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