早鞆・大越監督 初戦は智弁学園!「強豪相手うれしい」

[ 2012年3月16日 06:00 ]

<センバツ組み合わせ抽選会>記者の質問に笑顔で答える早鞆・大越基監督

第84回選抜高校野球大会組み合わせ抽選会

 近畿大会王者の智弁学園との対戦。早鞆を率いる大越基監督は「強豪校と当たりたかった。うれしいです」と声を弾ませた。

 自身は仙台育成のエースとして89年夏の甲子園に出場。チームを準優勝に導いた。ダイエー(現ソフトバンク)でプレー後、東亜大で教員免許を取得。今度は指揮官として、23年ぶりに甲子園に戻ってきた。生まれ故郷の宮城県の復興への思いとともに、聖地で初出場初勝利を目指す。

 本番まであと9日。今季初実戦の10日の練習試合(対興譲館)で6回5安打3失点だったエースの間津にとっても、復調へ時間がある。指揮官は「新聞に“大越2世”とか書かれて意識過剰になっていたと思う」。宮崎主将も大越監督に記念の1勝をプレゼントするため「冬場の1日2000スイングで打撃は自信がついた。チーム一丸で戦う」と燃えていた。

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2012年3月16日のニュース