首をひねる斎藤 “最終テスト”で3失点 遠のいた開幕投手

[ 2012年3月16日 14:51 ]

DeNA戦に先発し、6回を8安打3失点だった日本ハム・斎藤

オープン戦 日本ハム0―3DeNA

(3月16日 横浜)
 日本ハムの斎藤佑樹投手が16日、DeNAとのオープン戦に先発。6回を投げ、8安打3失点だった。

 これで斎藤は登板した実戦5試合ですべて得点を与えたことに。栗山監督はこの試合を“最終テスト”と位置付けており、武田勝との開幕投手争いで大きく後退した。

 初回からルーキー近藤とのバッテリーは呼吸が合わず、苦労した面もあったが、勝負球が甘くなり、金城に左前適時打で先制点を許す苦しい立ち上がり。2回は3者凡退に抑えたが3回には本調子ではないラミレスにオープン戦1号2点弾を浴びた。

 4回以降はチェンジアップとカットボールを使い、得点を与えなかったが、全体的に追い込んでもこれといった決め球がなく、甘くなったところを痛打されるケースが目立った。斎藤は登板後、。「スライダーが良くなかった。もっと切れを出していかないといけない」と反省を口にした。

 マウンドで首をひねる場面も見られた斎藤。ピンチを迎えながらも、得点を与えない同じ2年目のDeNA・国吉とは対照的な投球だった。

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2012年3月16日のニュース