去就決まらぬ井川 ゲームで関東地区王者として全国大会出場

[ 2012年3月16日 18:50 ]

 ヤンキースからFAとなった井川慶投手(32)が、セガのトレーディングカードを使用するサッカーゲーム「WORLD CLUB Champion Football」(WCCF)の関東エリアのチャンピオンになり、全国大会に出場していた。

 井川が12日付けの公式ブログで明らかにしたもので「データ通信でのプレーを楽しんでいますが、なんと、128チームが参加したトーナメントで、自分が優勝してエリアチャンピオンになってしまいました」とつづっている。「関東エリアを代表して臨んだ全国大会では、さすがに予選リーグで敗退してしまいましたが、エリアチャンピオンになって、少しだけ嬉しくなりました」との言葉も。

 もともと、井川と言えばサッカーやゲーム好きで知られていたが、「練習を終えた後、気分転換にゲームセンターへ行く」中での快挙で、その実力が証明されたことになる。

 米国でのプレーを第一希望とする井川は現在、茨城県内で自主トレ中。マイナーキャンプへの参加も微妙な情勢だ。楽天、オリックスは既に井川に獲得の意思を伝えており、本人の決断待ちの状態だが、井川は「現時点で所属チームはまだ決まっていませんが、移籍に関してはすべてエージェントを信頼して任せています」としている。

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2012年3月16日のニュース