虎の“アラフォー”年の功で引っ張る

[ 2008年7月5日 06:00 ]

<横浜・阪神>2回無死一、二塁、石井琢の投前バントを素早く処理し、三封した下柳

 【阪神7―0横浜】今季最多の貯金25。決勝ソロを含む3安打と大活躍の矢野が“アラフォートリオ”を代表して敵地・横浜でヒーローインタビューに臨んだ。

 「僕だけ、まだ39歳なんですよ。きょうが甲子園だったら3人でまた(お立ち台に)立ったんですけどね。3人でチームを引っ張る活躍ができればうれしい」
 4回に小林の内角直球を左中間スタンドに2号先制ソロ。5月7日巨人戦(東京ドーム)以来となる一発に「いい風が吹いていたから」と照れた。打つだけじゃない。女房役として下柳を好リードした。ここ3戦は先発陣が6回持たずに降板していた中で不惑の左腕も踏ん張った。2回無死一、二塁では石井琢のセーフティーバントに素早く反応して三塁で封殺。その後も抜群の制球力で凡打の山を築いて7回無失点で8勝目。「バテバテです」の言葉とは裏腹に、余力を十分残していることが笑顔で分かった。
 2点差で迎えた9回にはこれまた40歳の金本が左中間二塁打。5得点の猛攻を演出するなど猛打賞で「きょうはJFK3人休めたんかな」と中継ぎ陣を気遣う余裕も見せれば、岡田監督も「きょうは球児を行かすつもりはなかった。9回はウィリアムスを予定してたからな。久保田も投げなかったし、これで1日休ませられたよな」とにんまりだ。折り返しの72試合目で快勝。セ界の独り旅は止まりそうもない。

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