福留 日米通算200号にあと1

[ 2008年7月5日 13:49 ]

 1回の先制弾は「打った瞬間入ると思った」という、手応え十分の当たりだった。カブスの福留が、ファウルで粘った末の9球目をとらえて日米通算200号まであと1本に迫る7号ソロ。カージナルスファンで赤く染まった右翼席へ、大きなアーチをかけた。

 最近は、頭で思い描くスイングと実際のものに狂いが生じ、とらえたはずの甘い球がファウルにしかならなかった。この日も本塁打する前は5球ファウルを打った。だが、9球目の内角やや高めの速球は「結果的に、一番甘かったから」と最高のタイミングでとらえた。2―1での勝利に大きく貢献できた満足感を問われると「十分ある」と、その時ばかりは表情を和らげた。
 もちろん、この一発だけで不振から脱したとは考えていない。第3、4打席では空振り三振に倒れるなど、打率は2割8分台まで下がってしまった。打撃について口を突くのは「本塁打はたまたま。まだ何の光も見えていない」と厳しい言葉ばかり。本塁打に満足せず、理想のスイングをひたすら追い求める。(共同)

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