高校野球地方大会 済美が初戦敗退、松山聖陵に惜敗 福岡大大濠が星琳に逆転負け、34年ぶり夏切符ならず

[ 2023年7月18日 16:23 ]

第105回全国高校野球選手権地方大会 ( 2023年7月18日 )

甲子園球場
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 第105回全国高校野球選手権(8月6日開幕、甲子園)は18日、地方大会が各地で行われた。

 愛媛大会は坊っちゃんスタジアムなどで2回戦が行われ、シードの済美が松山聖陵に敗れて初戦敗退を喫した。18年夏の甲子園4強など春夏通算8度の出場を誇り、4年ぶりの夏切符を目指していた。

 春夏3度甲子園出場の松山聖陵といきなりの激突。3点を追う3回に一挙4点で逆転。4回に2点を失ったが、直後に2点取り返して再逆転した。しかし、6回に4点を失い、6-9で敗れた。

 福岡大会は4回戦が久留米市野球場などで行われ、福岡大大濠が星琳に6-8で敗れた。山下舜平大(現オリックス)らプロに多数選手を輩出している強豪。センバツは直近で2021年に出場しているが、夏は1989年以来遠ざかっていた。新チームは秋の福岡県大会3位。今春は県大会を制し、九州大会では4強入りしていた。

 星琳は私立校で甲子園こそ未出場ながら、16年夏の福岡大会では8強入りするなど強豪の一角として知られる。

 試合は3回に福岡大大濠が1点を先取。4回にも1点を加えたが、直後に5失点。それでも再び同点に追いつく執念を見せた。しかし、星琳も直後にしぶとく2点を奪って勝ち越し。6回には1点差まで追い上げたが、8回にダメ押しの1点を献上し、及ばなかった。

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