巨人・秋広優人 代打で今季初出場初打席も見逃し三振 小笠原のナックルカーブに反応できず

[ 2024年5月8日 20:06 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2024年5月8日    バンテリンD )

<中・巨(9)>7回、見逃し三振に倒れた代打の秋広(撮影・藤山 由理) 
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 巨人の秋広優人内野手(21)が8日の中日戦(バンテリンD)で7回に代打で登場。今季初出場を果たすも見逃し三振に倒れ、守備には就かずにそのままベンチへ退いた。

 前日7日に今季初めて出場選手登録されたが、出番なし。待望の出場機会は1―0とわずか1点リードの7回にやって来た。

 2死走者なしの場面で2番手右腕・船迫の代打に登場。相手先発左腕・小笠原の初球をファウルし、これを自主トレをともにする“師匠”で昨季まで同僚だった中日一塁手・中田翔内野手(35)が処理する場面もあった。

 そして、2球目ボール、3球目空振りでカウント1ボール2ストライクからの4球目。外角への決め球ナックルカーブに全く反応できず、見逃し三振に終わった。

 プロ3年目だった昨季は121試合に出場。規定打席には4打席足りなかったが、一時はクリーンアップを任されて打率.273、プロ初アーチを含む10本塁打、41打点とブレークした。

 今季は春季キャンプで1軍スタートだったが、オープン戦で打率.125、0本塁打、2打点と結果が出ず、3月21日には阿部慎之助監督(45)が開幕2軍スタートを明言していた。

 阿部監督は6日の中日戦(バンテリンD)後に自ら秋広の今季初昇格を発表した際には「良くて上げるわけじゃないから全く期待していない」と将来性のある若武者にあえて厳しい言葉を口にしていたが、秋広が合流した7日の同戦前にはティー打撃中の秋広に自ら歩み寄り、直接打撃指導も行っていた。

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