朗希の弟を「正直なめてた」…直撃取材で担当記者確信 「怜希の夏は長くなる」

[ 2023年7月18日 05:30 ]

第105回全国高校野球選手権岩手大会2回戦   大船渡7―0盛岡農 ( 2023年7月17日    きたぎんボールパーク )

ポーズする大船渡・佐々木怜(左)と柳内記者
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 【記者フリートーク】11年から16年までNPB審判員を務めた私は夏の大会直前、有力投手のブルペンに密着する企画「突撃!スポニチアンパイア」で 大船渡・佐々木怜を取材した。

 佐々木怜が投じた切れのある直球、真横に曲がる「スイーパー」は想像以上。正直に「なめてました!」と謝罪した上で、審判員目線で投球を絶賛すると怜希の目がキラキラと輝いた。朗希の弟ではなく、投手・怜希として本当の評価が知りたかったのだろう。

 初戦の数日前、上司から「怜希の初戦、お前が行くか」と問われたが私の「ジャッジ」はノーだった。

 「怜希の夏は長くなる。まだまだ先で会える」と確信があった。期待通り初戦の勝利に導いた怜希。この夏、もう一度会いにいきます。(アマチュア野球担当・柳内 遼平)

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