オリックス2年目ドラ2・野口智哉がフルスイング弾！イチロー以来のフレッシュ球宴MVPへ2の2大暴れ

フレッシュオールスターゲーム2023   ウエスタン選抜―イースタン選抜 （ 2023年7月18日    富山市民 ）

フレッシュオールスター＜全ウ・全イ＞3回2死、野口は右翼席へ本塁打を放つ　（撮影・須田　麻祐子）
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　オリックスの2021年ドラフト2位・野口智哉内野手（23）は18日、ウエスタン選抜の「3番・遊撃」で先発出場。2点リードの3回に豪快な一発を放った。

　初回に阪神ドラフト1位ルーキー森下翔太外野手（22）の右中間を破る二塁打で2点を先制したウエスタン選抜は3回。阪神・井坪、広島・中村貴が凡退した後に打席に立った野口が、イースタン選抜3番手右腕のヤクルト・竹山が投じた3球目149キロの内角高め直球をフルスイング。確信歩きの中、打球は右翼ポール際に吸い込まれた。

　打った瞬間、確信の表情で打球を見つめた23歳は、笑顔でダイヤモンドを1周。初回の先制打を呼ぶ右前打に続き2打席連続でオリックスの若武者が躍動した。

　豪快な一発を振り返った野口は、確信歩きについて「確信しちゃったので、途中で恥ずかしくなって速く走りました」と初々しいコメント。2打数2安打で、オリックスでは偉大な先輩・イチローが1992年に獲得して以来となるMVPも視界に入るか聞かれると「獲れるといいんですが…」と謙虚に照れ笑いを浮かべていた。