東京ドームには魔物がいる?デーゲームの飛球に要注意

[ 2023年7月18日 15:28 ]

<都市対抗 ヤマハ・日本製鉄鹿島>5回、ヤマハ・大本の適時二塁打で生還した貞光(32番)はナインから出迎えられる(撮影・郡司 修)
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 連日熱戦が続く都市対抗野球。試合を左右する一因が東京ドームの天井だ。特にデーゲームでのフライが特に危ない。天井の色とボールが重なり見失うケースが多々ある。18日の第1試合、ヤマハの逆転劇の発端となったのが先頭・貞光の中堅前に上がった飛球。中堅手がボールを見失い二塁打となった。前日も日生のルーキー山田の都市対抗初安打も“天井二塁打”。内野に上がった飛球を投手が「指さし確認」するように打球の行方を指で示して内野手をフォローしている。

 この日の第2試合、日本製鉄かずさマジック―東海理化戦では、かずさの山城の右翼飛球に右翼手が見失いフェンス際でお手上げ。すると右翼スタンドにいたファンが見事ダイレクトキャッチ。つかんだボールを掲げて「ボールはここです」と言わんばかりの仕草にスタンドからも大きな拍手が。見事な本塁打となった山城は悠々とベースを一周した。

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