野球「やりたい！やりたい！」だから山形中央・武田陸玖はプレー中に笑顔になる

第105回全国高校野球選手権山形大会準々決勝   山形中央3―2鶴岡東 （ 2023年7月17日    ヤマリョー ）

＜山形中央・鶴岡東＞小1で野球を始めた武田陸（家族提供）
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　【記者フリートーク】「記者カメ」という言葉がある。アマチュア野球の取材では記者がカメラマンを兼任することが多い。撮影、選定、送信と仕事は倍になるがメリットもある。この日も「記者カメ」だったことで山形中央の武田陸はプレー中、常に笑っていることに気づいた。

　ファインダー越しに見ると、打つ時も、走る時も、投げる時も笑顔。試合後、観戦していた家族に取材し「謎」は解けた。母・浩美さんは回想する。「5歳の時、兄がやっている野球の練習の見学で“やりたい！やりたい！”って泣き出しちゃって。“まだ小さいから危ないよ”って言ってもずっと泣いていました」。筋金入りの野球好き。試合中も楽しくてしょうがないようだ。（アマチュア野球担当・柳内　遼平）