【フレッシュ球宴】阪神ドラ1・森下“対抗心メラメラ”MVP オリ野口が目の前で豪快弾「マジか…って」

[ 2023年7月18日 21:05 ]

フレッシュオールスターゲーム2023   ウエスタン選抜7―3イースタン選抜 ( 2023年7月18日    富山市民 )

フレッシュオールスター<全ウ・全イ>MVPに輝いた森下(撮影・河野 光希)
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 次代を担う若手有望選手による祭典「プロ野球フレッシュオールスターゲーム2023」が18日、富山県の富山市民で行われ、阪神のドラフト1位ルーキー森下翔太外野手(22)が初回に先制の2点適時二塁打を放つなど7―3でウエスタン・リーグ選抜が勝利した。通算成績はウエスタン選抜の30勝22敗6分けとなった。

 最優秀選手は3安打3打点の活躍を見せ、4番として大暴れした阪神・森下が受賞。同じく3安打で本塁打を放ったオリックス・野口と3安打1打点の楽天・平良が優秀選手賞を受賞した。

 試合後にヒーローインタビューに呼ばれた森下は開口一番「ありがとうございます!野口さんじゃなくて大丈夫ですか、自分で」と同じく3安打を放ち、豪快な一発も見せた野口の名前を出して笑った。

 自分の前に3番として大活躍を見せた野口について「目の前で一発を打って…マジかって。1本ホームラン打ちたかったんですけど打てなくて悔しかったですけど、3本(安打を)打てたんで良かったです」と同じチームの野口をライバル視しながらも、3安打3打点と4番の仕事をしっかり果たし胸を張った。

 現在、近本に代わって1軍でも奮闘中の22歳。「近本さんの代わりになれるとは思っていないですけど、自分なりにタイガースの1番をしっかり支えられるように頑張っているので、これからも応援よろしくお願いします!」と謙虚に意気込みを語った。

 初回にルーキー4番が力を見せつけた。1番の阪神・井坪が二直に倒れた後、2番の広島・中村貴が四球を選び、3番のオリックス・野口が右前打で1死一、二塁のチャンスをつくると、4番に座った阪神の22歳ルーキーが勝負強さを見せつけた。イースタン選抜先発のDeNA小園が投じた2球目145キロ外角直球を捉えると打球は右中間を破る二塁打に。一走・野口も一気に生還し2点を先制した。7回にも適時打を放ち3安打3打点の活躍。ベース上では、ルーキーらしく爽やかに両手を挙げて笑顔で声援に応えていた。

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