秀明英光の左腕・大石でチーム一体感　難聴のエース6回1失点でコールド勝ち貢献　「いつも通り笑って」

第105回全国高校野球選手権埼玉大会3回戦   秀明英光8―1豊岡 （ 2023年7月17日    大宮公園 ）

＜秀明英光・豊岡＞先発した秀明英光のエース大石（撮影:小渕　日向子）
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　生まれつき両耳が難聴の秀明英光の左腕・大石晃司（3年）が6回1失点と好投し、豊岡を下し8―1の7回コールド勝ちに貢献。4回戦進出に導き「いつも通り笑って、いいゲームをつくれるように」と笑顔がはじけた。

　チームは、大きなジェスチャーでの意思疎通を習慣化させ、マウンドで指示が聞き取りにくいエースを支える。大石の取材に付き添った飯塚蓮（2年）も「（大石の存在が）チームの一体感を生んでいる」と話した。