掛布雅之氏 阪神が目指す“アレ”に向けて後半戦の投打のキーマンとは?「3失点でも4点取れるのが阪神」

[ 2023年7月18日 21:40 ]

掛布雅之氏
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 阪神OBの掛布雅之氏(68=野球解説者)が18日放送のNHKBS1「スポーツ酒場“語り亭”」(後8・00)に出演。阪神の優勝を予想した理由と後半戦への投打のキーマンを挙げた、

 掛布氏は開幕前の順位予想で阪神優勝と予想していた。その理由は今年の春季キャンプでブルペン勢の顔ぶれを見た際に、先発とリリーフの層の厚さがセ・リーグ1番だと思ったからだという。「年間のチーム防御率が3点切るぐらいで戦えるんじゃないかな思っていました。打線が弱くても、岡田監督の戦略で4点ぐらいは取れる打線になるんじゃないかなと。3失点しても、4点取って勝てるのが阪神かなと思いました」と説明した。

 1位で前半戦を折り返した阪神の後半戦のキーマンについて、投手では青柳の復活を期待した。青柳は前半戦最後の登板となった11日のDeNA戦で7回2失点の好投で今季3勝目をマーク。「DeNA戦では、ゲームを壊さずに投げられていました。独特なストレートの強さも戻ってきましたので、期待はしています」と語った。

 打者では前半戦で2軍落ちも経験した佐藤輝の名前を挙げた。「ここ最近の佐藤の表情を見ていると野球への楽しさを感じられないんですよ。表情が暗いですし、精神的に自分自身を追い込んでしまっているのが気になるところです。だから佐藤らしい一発が出れば変わると思います」と復調を期待した。

 佐藤輝は、前半最終戦となった17日の中日戦で1カ月ぶりとなる今季10号を放った。岡田監督が目指す“アレ”に向けて佐藤輝の後半戦の活躍に注目が集まる。

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