日本ハム・新庄監督 2得点の打線に「こんな時もある」G戦で「あんだけ打たんでもいいのにね、逆に」

[ 2023年6月8日 22:10 ]

交流戦   日本ハム2―7広島 ( 2023年6月8日    エスコンF )

<日・広>メンバー表交換を終えスタンドのファンに手を振る新庄監督(撮影・高橋 茂夫)
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 日本ハムは広島に本拠で3連敗を喫し、借金7となった。以下、新庄剛志監督(51)との一問一答。

 ――広島に3連敗。

 「なんかこの3連戦は相手の二遊間にやられた感がありますね。きっちり、守りの野球の大切さが分かった感じがしますね。まあでも、毎日こうやって試合をしてたらどのチームも連勝、連敗がある。これでミスを減らして連敗しないチームをつくっていかないと、強いチームにはなっていかないので。きょうにしても、あのバント処理。ああいうところのミスは自分を…ああいうプレーで自分を守っていかないと。あと清水君の次の走者に対しての。緊張感というか、そういうところが欠けているような感じが見えましたね」

――ミットを外していた。

 「外した」

 ――プレーを切ってしまった。

 「それは本人に聞いてないから。まあ、そうでしょうね」

 ――先発・上沢が4失点。

 「上沢君は5安打。最後の4対2で、結構追い付けるチームになってきてるんで。あそこで2点差だったら先頭バッターの気持ちも変わってくるし。あそこ7点だったらちょっと難しいですね」

 ――打線に元気がない。

 「まあこんな時もあるでしょ。しょうがない、しょうがない。それはしょうがない」

 ――巨人戦であれだけ打った。

 「あんだけ打たんでもいいのにね、逆に」

 ――これで打てなくなってしまったらって言っていた。

 「そういうもんなんすよ」

 ――明日から阪神戦。

 「そうね、楽しみにしてたんで。向こうもいろいろ考えてくると思うんで」

 ――今年の阪神は強い。

 「強いね。それはやっぱり岡田さんの頭の良さ、采配の勘というか凄さ、といういものはやっぱり、矢野(前)監督がつくり上げてきたものに対して、選手が成長しての、岡田監督の凄さというところが、もう全てがつながっていると思うから。明日はね、まあ動画でもよく見させてもらっているんですけど、さすがだなと思わせるところがあるし、この隙をついてこっちもこういう攻撃をしたら面白いなというところも考えているし」

 ――ハンソンの守りは。

 「無難にね。肩も悪くないし。いや、でもまだ2試合なんで。まあ、意外と左右の難しいゴロに対しては器用なんでね。ドミニカの選手っていうのは。ちょっとダブルプレーがまだなかったから。ダブルプレーの、ゲッツーの取り方というのはまだ見てみないと分からない。3連敗あるってことは3連勝もあるってことだから」

 ――明日から3連勝。

 「いけたらね。このチームというのは1試合目乗ってくれたら、ガーンっていけるチームになってくるので。ノリノリで」

 ――明日が大事。

 「乗らせるのが僕の役目なので」

 ――去年とは戦い方が違う。

 「と思います。はい。全然違います。よう戦ってますよね。本当に。すごいすごい」

 ――成長している。

 「してるしてる。間違いない。明日、楽しみにしといてください」

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