ヤクルト・サイスニード　6回2失点も援護なし　ツバメ打線無死満塁の好機で0点…

交流戦   ヤクルト―ロッテ （ 2023年6月8日    ZOZOマリン ）

＜ロ・ヤ＞3回、中村奨（左）にソロを浴びたサイスニード（撮影・長久保　豊）
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　ヤクルトのサイスニード投手（30）は6回2失点の力投も援護がなく、5勝目の権利が得られないままマウンドを降りた。

　“雨男”の異名を取る右腕らしく、この日も時折強い雨が降る中、、走者を許しながらも粘り強い投球を見せたが、3回にロッテ・中村奨に甘く入ったスプリットを捉えられ、左中間席に運ばれる先制ソロを許した。4、5回は3者凡退で切り抜けるも、6回に佐藤都に中前適時打を浴び2点目を失った。

　さらに7回、後を受けた木沢が先頭の池田に右翼線への二塁打を許すと、続く友杉の三塁への犠打をさばいた村上の一塁への送球が逸れる間に二走が生還し、3点目を失った。

　打線は5回に無死満塁のチャンスをつくるも中村が三ゴロ併殺打、長岡が投ゴロに倒れるなど、あと一本が出ず、8回まで無得点に抑えられた。SNSでは「サイスニちゃんに援護してあげてよ」「良く投げたのに負けつけちゃいけない」と、右腕に報いる打線の奮起を期待する声が上がった。