阪神が7、8回にわずか1安打で4得点し逆転　楽天3連戦勝ち越しへ幸運を味方に

交流戦   阪神―楽天 （ 2023年6月8日    楽天モバイル ）

＜楽・神＞8回、渡辺諒（左から5人目）の勝ち越し犠飛で生還した大山（右から3人目）と喜ぶ阪神ナイン（撮影・光山　貴大）
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　阪神が幸運を味方につけて、逆転を果たした。

　まずは0―2で迎えた7回。先頭の大山が遊失で出塁すると、そこから3四球を絡めて1点を返した。その裏に再び1点を追加されるも、8回には2度目のラッキーが訪れる。

　先頭・中野が四球で出塁すると、続くノイジーの平凡な右飛を小郷がまさかの落球。続く大山の右中間への当たりも、小郷が目測を誤ったかのような動きを見せ、必死に飛びつくも適時二塁打となった。なおも無死二、三塁とし、佐藤輝が同点の一ゴロ、1死三塁から渡辺諒が勝ち越しの中犠飛と、一気にたたみかけた。

　7、8回の2イニングでわずか1安打ながら、4四球、2失策と相手のミスにつけ込み、得点を重ねた。