栗山英樹氏　欧州の野球に興味「巡って見てみたい」　WBCでチェコ、イタリアと対戦し感激

栗山氏は「ドリーム・チームの創り方」のテーマで講演を行った（撮影・西川　祐介）
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　3月のWBCで侍ジャパンを14年ぶり3度目の優勝に導き、5月末に退任した栗山英樹氏（62）が7日、東京都内のホテルで講演会に出席した。

　テーマは「ドリームチームの創り方」。日系メジャーリーガーのカージナルス・ヌートバーを初選出した際、元日本ハムの斎藤佑樹氏が高校日本代表の米国遠征時に撮った少年時代のヌートバーとの写真に縁を感じたとの裏話も披露し「選手の“魂”を信じて、選手自身が自分たちで勝ちにいこうと思ってくれた」と語った。

　今大会ではチェコ、イタリアの欧州勢と対戦し感激。「純粋に相手をリスペクトして野球をしていた。ヨーロッパの野球を巡って見てみたい」とし、今後は「誰かが自分を必要としてくれるなら何でもやらないといけない」と球界へさらなる貢献を誓った。