巨人 ブリンソン登録抹消で新助っ人5人全員が2軍の“緊急事態” オコエが昇格

[ 2023年6月8日 16:01 ]

巨人・ブリンソン
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 日本野球機構(NPB)は8日、セ・パ両リーグの出場選手登録および抹消を発表し、巨人はルイス・ブリンソン外野手(29)を抹消した。代わってオコエ瑠偉外野手(25)が登録されている。ブリンソンの抹消は来日初。巨人の新外国人選手はこれで5人全員が2軍調整となった。

 今季加入した巨人の新助っ人は開幕ローテーション入りしていたヨアンデル・メンデス投手(28)が4月14日に登録抹消となったのを手始めに、球団初の新外国人開幕投手も務めたタイラー・ビーディ投手(30)が5月1日に、“8回の男”を担う予定だったヨアン・ロペス投手(30)が5月13日にそれぞれ登録抹消となり、すでに2軍調整中。

 さらに両リーグ単独トップの7勝をマークしているエース戸郷翔征投手(23)に次ぐ4勝を挙げ、左のエース格だったフォスター・グリフィン投手(27)は今月3日の日本ハム戦(東京D)でスクイズに決死のダイビングキャッチを試み(結果はファウル)、胸からグラウンドに落下。その回を投げ切ったが、7回1失点好投も勝利投手にはなれず、2日後の5日に登録抹消となっている。

 ブリンソンは6日と7日のオリックス戦(京セラD)で「8番・中堅」に入って先発出場したが、ともに2打席凡退して途中交代。3試合7打席連続無安打となっていた。今季ここまでの成績は47試合に出場して打率.238、5本塁打、22打点。

 前日7日のオリックス戦(京セラD)でサイクル安打にあと一歩という5打数5安打3打点の大活躍を見せたアダム・ウォーカー外野手(31)は来日2年目。これで巨人の新外国人選手は5人全員が2軍調整中という“緊急事態”となった。

 なお、巨人は同日に鍬原拓也投手(27)の登録も抹消。大江竜聖投手(24)が再登録されている。

 ▽巨人新外国人選手の今季成績
 【投手】
グリフィン 10試合 4勝2敗 防御率2.52
ビーディ 5試合 0勝4敗 防御率5.47
メンデス 2試合 0勝1敗 防御率2.38
ロペス 4試合 0勝1敗 防御率7.71
 【野手】
ブリンソン 47試合 打率.238 5本塁打、22打点

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