阪神 悪夢、悪夢の大逆転サヨナラ負け 9回湯浅が痛恨…自身初のサヨナラ被弾 貯金19まであと1死

[ 2023年6月8日 21:21 ]

交流戦   阪神4-6楽天 ( 2023年6月8日    楽天モバイル )

<楽・神>逆転サヨナラ弾を浴び、崩れ落ちた湯浅(撮影・岸 良祐)
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 阪神が8日の楽天戦で逆転サヨナラ負けを喫し、今カードの負け越しが決まった。チームは今季55試合目で初のサヨナラ負けとなった。

 悪夢は1点差の9回だった。湯浅が連続四球で2死一、二塁のピンチを招くと、小深田に初球の直球を逆転3ランとされて万事休す。湯浅は自身初のサヨナラ被弾となった。

 今季最多の貯金19まで、あと1死だったが、まさかの大逆転負けとなった。

 一時は中盤に逆転する試合巧者ぶりを見せた。先発・伊藤将が初回と3回に失点する展開。打線は楽天先発の辛島攻略に苦しみ、6回まで無得点に終わった。ただ、7回から風向きが変わった。先頭の大山が遊失で出塁すると、そこから3四球を絡めて1点を返した。その裏には2死三塁から太田にセーフティースクイズを許して痛い追加点を与えたが、動じることなく8回に再び試合を動かす。

 中野の四球に、ノイジーのフライを右翼・小郷が落球する失策から好機をつくると、続く大山が右前に落ちる適時打。さらに佐藤輝の一ゴロの間に1点を返して同点とすると、1死三塁から渡辺諒の中犠飛で勝ち越し。この回、1安打で3点を奪った。

 伊藤将は7回まで3失点で抑える粘りの投球。8回を岩崎で締め、9回は湯浅が抑えて大団円となるはずだったが、あと1死での逆転サヨナラ負けとなった。

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