阪神・大竹が5月度月間MVP初受賞　3勝無敗で防御率0.33　勝負の夏場へも決意新た

＜阪神・大竹月間MVP賞会見＞　月間MVPを受賞し、笑顔でサムズアップする大竹　（撮影・須田　麻祐子）
Photo By スポニチ

　日本野球機構（NPB）は8日、5月の月間MVPを発表し、阪神の大竹耕太郎投手がセ・リーグ投手部門で初めて選ばれた。期間中は4試合に先発し、3勝無敗。防御率は圧巻の0・33をマーク。「自分の頑張りが評価されたのはよかった。ピンチを作っても動じずに平常心で投げられたところが、結果に結びついた」と語った。

　5月は5日広島戦（マツダ）、13日DeNA戦（甲子園）、20日広島戦（同）、27日巨人戦（同）に登板。今後は勝負の夏場へと季節は移ろいゆく。

　「夏に向けて、ここからチーム、選手に疲労も出てくる。そういう中でどう相手に対して向かっていけるか。これから自分の思い通りにならない試合も出てくると思うんですけど、そういう中でも試合をちゃんと作っていくというところが過去にできなかったことなので、今年の自分は違うぞ、というところを見せていけたら」

　次戦は10日日本ハム戦（エスコン）で先発予定。“初タイトル”の御礼とも言うべき快投を、北の大地で見せつける。