アスレチックス今季3度目の連勝!初回一挙7得点の猛攻、藤浪晋太郎は“チキンレース”に出場

[ 2023年6月8日 16:01 ]

インターリーグ   アスレチックス9―5パイレーツ ( 2023年6月7日    ピッツバーグ )

<パイレーツ・アスレチックス>今季3度目の連勝し、握手するメイ(右)とランゲリアーズ(AP)
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 アスレチックスは7日(日本時間8日)、敵地ピッツバーグでパイレーツと対戦し、初回に一挙7点を奪う猛攻を見せて9―5で勝利。今季3度目の連勝を飾った。藤浪晋太郎投手(29)はプレーボール直前、どちらのチームがその場に立ち続けられるかというスタンドオフ対決に登場したが、マウンドの上がることはなかった。

 ア軍は初回無死一、二塁からルーカーの中前適時打で先制。さらに無死満塁としピーターソンの右翼線2点二塁打、続くブライド、ブレディの連続適時打などでこの回打者13人を送り込む猛攻で7得点し、7回に2点を加点した。投げては先発左腕ハリスが5回3失点、6回以降は小刻みな継投で逃げ切った。これで今季通算成績は14勝50敗で勝率・219となった。

 藤浪は試合前のスタンドオフ対決に“出場”。試合前のグラウンド内には出場選手以外入ってはいけないというルールがあり、入ったままでいると退場を告げられる可能性がある。どこまでグラウンド内にいることができるか耐える「チキンレース」が各球団で行われるが、藤浪はチームメート2人とともに“勝利”してガッツポーズを見せたが、実際の試合に登板することはなかった。5日(同6日)のパイレーツ戦では、2点リードの6回1死満塁で4番手として登板。2連続押し出し四球と犠飛で3点を献上して逆転を許し、続く7回は1安打されたものの無失点。1回2/3で1安打無失点、2四球、1奪三振で勝敗はつかず、この日投げれば中1日だった。

 メジャー移籍1年目の藤浪は開幕から先発ローテーションに入り、4試合に先発登板したが、制球が定まらずカウントを悪くして痛打を浴びる展開でデビューから4連敗。その後に救援に配置転換された。現在の通算成績は通算成績は19試合(32回2/3)で2勝6敗1ホールド、防御率11・57。奪三振33で与四死球30、暴投3。

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