鹿屋体大 国立大初の4強進出にあと一歩 藤井監督「来年は超えられるように」

[ 2023年6月8日 12:37 ]

全日本大学野球選手権準々決勝   白鴎大4―3鹿屋体大 ( 2023年6月8日    神宮 )

敗戦するも善戦し、スタンドにあいさつする鹿屋体大ナイン(撮影・木村 揚輔
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 初出場の鹿屋体大は国立大初の4強進出にあと一歩、届かなかった。

 4回に先制を許し、6回は守備のミスからピンチをつくり、3点を失った。4点を追う7回に反撃を開始。広陵出身の1年生5番、川瀬の適時二塁打で1点を返すと、9回は2死から4番の原主将が左越え本塁打。6番窪田の適時二塁打で1点差まで詰め寄る粘りを見せたが、ここまでだった。

 初出場の今大会は1回戦で高知工科大との国公立大対決を制し、2回戦では強豪の近大も破る快進撃を見せた。藤井監督は「初出場でここまで来られたのは選手の頑張りと周囲のサポートのおかげ」と感謝。「これが1回だけのものに終わらせないように、今後が大事になってくると思うので、来年は(今年の成績を)超えられるように鹿屋に帰ってまたやっていこうと思います」と力強く語った。

 大会を通じて存在感を見せた5番の川瀬は「もう1回、頑張ろうと思えた機会になりました」と誓った。

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