楽天が11失点で阪神に大敗 先発・田中将は佐藤輝に打ち込まれるなど5失点で「単純に力負け」

[ 2023年6月7日 22:23 ]

交流戦   楽天3―11阪神 ( 2023年6月7日    楽天モバイル )

<楽・神>5回、ボール判定に納得がいかずしゃがみ込む田中将(撮影・光山 貴大)
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 パ・リーグ最下位の楽天が7日、本拠地でセ・リーグ首位の阪神に大敗した。先発・田中将が5回8安打5失点(自責4)と乱調で、チームも今季ワーストタイの11失点を喫した。交流戦初の連勝を逃し、借金は今季ワーストタイの12に逆戻りした。

 楽天・田中将が「モノノフ」の先輩としての意地を見せられなかった。ももいろクローバーZのファン同士という共通点がある阪神・佐藤輝と3年連続で対決が実現。0―0の3回に1死満塁のピンチを招くと、低めの149キロ直球を右中間にはじき返される走者一掃の3点適時三塁打を浴びた。5回にも1死走者なしから右中間への三塁打を浴び、この一打をきっかけに2点を失った。

 「得点は四死球や長打が絡んだ。単純に力負けした部分はあったと思うので。今日はそこにつきます」

 佐藤輝には通算で打率・444、1本塁打、4打点と打ち込まれており、この日も「(打たれた球は)甘かったですよ」と反省。これで阪神戦は日本球界に復帰した21年から3連敗となり、相性の悪さを露呈する結果となった。

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