「ラストチャンスだと思っていた」広島・栗林が通算116試合目で初勝利 闘志出す投球で白星手繰り寄せた

[ 2023年6月7日 06:40 ]

交流戦   広島3-2日本ハム ( 2023年6月6日    エスコンF )

交流戦<日・広>記念球を手に新井監督と笑顔で写真に納まる栗林(左)(撮影・高橋 茂夫)
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 守護神復活へ、力強い一歩を刻んだ。広島・栗林が1―2の7回に登板して1安打無失点に抑えると、直後の8回に味方が逆転。チームを再び貯金生活に導くとともに、3年目、通算116試合目の登板でプロ初勝利を挙げ「めちゃくちゃうれしい。今年、いいことが全然なかったので。WBCの離脱もそう。今年一番うれしい」と声を弾ませた。

 開幕から調子が上がらず、5月には右内転筋筋挫傷で離脱。今月4日のソフトバンク戦では5敗目を喫した。「ラストチャンスだと思っていた」と闘志を前面に出して投球。8回2死から西川が同点打、代打・松山が勝ち越し打を放ったが、自身は「緊張して見られなかった」とベンチ裏で祈っていたという。新井監督は「状態は上がってきている」と評価。引き続き島内、矢崎、ターリーとの4人で、勝ちパターンの継投を模索していく。

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