快進撃の鹿屋体育大 選手の姉・桑原希世美さんがダンスで応援「最高に感動」

[ 2023年6月7日 14:44 ]

全日本大学野球選手権 2回戦   鹿屋体育大5―1近大 ( 2023年6月7日    神宮 )

一塁側内野席で鹿屋体育大を応援した桑原希世美さん(撮影・柳内 遼平)
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 初出場の鹿屋体大の旋風が神宮で起きている。5日の1回戦で全国大会初出場、初勝利を挙げると、この日の2回戦では近大を5―1で下し、初のベスト8進出を決めた。国立大学で選手権2勝は1大会最多タイだ。先発した森田が初回に1点を失ったが、尻上がりに調子を上げ9回136球4安打1失点で完投した。藤井監督は「森田は初戦が緊張気味だったが、自分らしいピッチングをしてくれた。出来すぎですね」と称えた。あす8日は白鴎大と準々決勝を戦う。

 一塁側内野席では急造応援団が鹿屋体育大ナインに声援を送った。鹿児島市内のダンススタジオでインストラクターを務める桑原希世美さん(24)は、三塁で途中出場した桑原の姉で、中学時代は藤井雅文監督がクラスの副担任だった。

 今大会の出場が決まった際、藤井監督から「神宮で何かできないか」とオファーを受け、東京にいる2人の友人とともにダンスで応援することを決めた。

演奏に合わせて応援台の上で切れのあるダンスを披露。今大会2勝目を目に焼き付け「本当に感動と感謝の気持ちでいっぱいです。選手と応援団で一体となることができました」と声を弾ませた。(柳内 遼平)

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