阪神・岡田監督「見事的中。前川の3番は俺が進言した」大幅組み替えの新打線が機能しご機嫌

[ 2023年6月7日 22:07 ]

交流戦   阪神11―3楽天 ( 2023年6月7日    楽天モバイル )

<楽・神>勝利し、タッチを交わす岡田監督(中央右)ら阪神ナイン(撮影・光山 貴大)
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 阪神は楽天に11―3で快勝し敗れた2位・DeNAとのゲーム差を今季最大の6・5に広げた。試合後、岡田監督は大幅に組み替えて機能した打線について言及した。以下は一問一答。

 ――今日スタメンで使った選手がみんな打ちましたね。

 「おう、打ったなあ。見事的中したなあ。全部俺がやってんやけどな。違うけど(笑)。ある程度順番は。前川の3番は俺が進言したけどな。うーん」

 ――3番というのは経験という意味で。

 「いやいや、きのうヒット1本出て、(気持ちが)楽になっとるしなあ。おーん。だいぶええ感じになってきとったから」

 ――3番で結果を残すあたりは。

 「だから、まあ(打順)8、9も左でなあ。まあ普通だったら、そんなに左を並べへんけど。むこうは松井一人やろ。中継ぎもなな(いない)。だから、うしろはクローザーだけやから。左を並べてもワンポイントなんか絶対けえへんで。けえへんもクソも、いてないんやからなあ。中継ぎが。だからもう、全部左を並べよう言うて」

 ――捕手の打順を9番から6番にしたのは。

 「おーん。梅野はだいぶバッティングの調子がようなってきたから。だから、前はなあ、木浪のときも8番左でなあ、1、2(番)左で、なんかあったときに梅野にバント言うとったけど。もうバントせんでええやんか。おーん。だから、どっちか言うたらお前、ポイントゲッターでなあ。それで6番入れたんや。ミエちゃんより先に」

 ――梅野の適時打も。

 「まあ、その前に三振しとったからの」

 ――佐藤輝も2本の三塁打。

 「あそこな。今日一日、ここだけでええぞ言うたんやけどな。ほんまにそのとおりな。あの1本でだいたい、ヒット1本ぐらいしか出えへんねんから1試合で。ええとこで出る方がええやろ」

 ――1本でいいと佐藤輝に伝えたのか。

 「違う違う、そんなん伝えへんけど、ベンチで言うとったんや。打つんやったらここの1本でええわいうて」

 ――小幡のセーフティースクイズも成功。

 「もうな、だから、2点な。ホームラン、ホームランで2点返されて嫌な感じやったからやっぱりもう1点欲しかった。左でなかなか難しいけど小幡な、ちゃんとやったよな」

 ――9回にも5点。

 「いや、湯浅のつもりやったんよ。湯浅から加治屋になって、それで西純になったんや。そんな、あんだけ点差開いたらな」

 ―小幡を使うタイミングも難しかった。

 「いやいや、ちょっと木浪もだいぶな、バットも出んようなっとったし、ワンバンとかボール球振るようなってたから、ちょっとリフレッシュの意味も兼ねてな。小幡もだからあんなサヨナラ打ってからもなあ、ずっと良かったから、ちょうどなあ、昨日も負けたし、ええタイミングやなあ思たからな。まあそういう代役というか代わりがみんな打ちよったからなあ(笑)」

 ――西勇は大ごとではない。

 「大丈夫。最後普通にできとったから、足首は前も何かやった言うとったけど、そんな大したことは。なあ、あの展開で無理さす必要もないし」

 ――ミエセスも打った。外野のレギュラー争いが。

 「打ちよったなあ、あいつなあ。使わなあかん。あんな打ったら、しゃーない。やっぱりあいつは代打はあかんな。ずっと言うてたんよ、この間の満塁でもなあ、何か集中力がないというか、ボケーッとしとんな代打いった時、だから4打席ある方が何か試合に入っていけるかもわからんなあ」

 ――良い場面で打つ。

 「ボール振らんやろあいつなあ。ほんまに。取る(獲得する)時の映像はボールばっか振っとったけどなあ。ボール振らんからなあ。フォアボールも選ぶなあ。」

 ――ミーティングの内容をしっかり学んでいる。

 「分からんわ、それは。何考えてるか分からへんわ、あいつは。でもちゃんとな、野球を覚えようというか、そういうのは見えるからな。研究してるまではいかんかもやけど、でもやっぱり、みんなのスイングとか配球とか見て学んでるから、あないして見送れると思うよ」

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