大商大151キロ左腕・高 復帰戦1失点力投で8強進出 巨人・桑田氏「フォームがキレイ。楽しみ」

[ 2023年6月7日 16:20 ]

第72回全日本大学野球選手権2回戦   大商大7―1花園大 ( 2023年6月7日    東京D )

<花園大・大商大>大商大先発の高(撮影・島崎忠彦)
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 大商大が花園大を7―1で下して8強に進出した。

 先発した最速151キロ左腕で今秋ドラフト候補に挙がる高太一(4年)が6回1/3、4安打1失点の好投を見せた。コンディション不良の影響で4月23日の京産大戦以来の登板だった。6回まで被安打2本のみ。4―1の7回無死二、三塁から許した左犠飛が唯一の失点で、「5月に投げれていなくて、正直イライラしていた。その気持ちを全部ぶつけてやろうと思っていました。思ったよりも球速が出ていて、想像していたよりも直球中心で投げられました」と笑顔を見せた。

 視察した巨人・桑田ファーム総監督は「投球フォームがキレイで、ストライクを取ることに苦労しない。まとまりがある投手。これからの成長が楽しみ」と高評価した。

 ◇高 太一(たか・たいち)2001年(平13)7月26日生まれ、愛媛県新居浜市出身の21歳。広陵では3年春に背番号17でベンチ入りして選抜出場。大商大では1年秋からリーグ戦に登板して通算7勝。遠投100メートル、50メートル走6秒5。1メートル81、80キロ。左投げ左打ち。

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