阪神「初球打ちの大山」が則本撃ち 6月も大好き!3戦連続マルチで月間打率.444に

[ 2023年6月7日 05:15 ]

交流戦   阪神1-4楽天 ( 2023年6月6日    楽天モバイル )

<楽・神>初回2死三塁、大山は中前に先制適時打を放つ。投手則本(撮影・北條 貴史)
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 阪神唯一の得点を生み出したのは、大山のバットだ。初回2死三塁で則本の初球を砕いて中前適時打。3日のロッテ戦から4試合連続打点を記録した。

 「上位打線が初回からチャンスメークして流れをつくってくれた。積極的にスイングした」。

 試合前の時点で23打数10安打、打率・435だった初球打ちの好成績そのままに、きっちり快音を響かせた。

 2点を追う8回には3番手・酒居から意地の中前打を放った。今季、自己最長タイの3戦連続マルチ安打。3打数2安打1四球で終えたこの夜の一戦を加えると、6月は現状、18打数8安打で打率・444まで跳ね上がる。昨季は同・318、10本塁打と爆発し“無双”を誇りながら、さらにその上すら狙える23年シーズンの「6月の大山」。しかし、敗戦の事実が主砲の表情から明るさを奪う。

 「しっかり明日も準備して頑張ります」

 7日の相手は日米通算193勝を誇る田中将。壁は高ければ高いほど燃える。背番号3の一振りで、虎を再加速させる。(八木 勇磨)

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