オリ姫も酔いしれたイケメンリレー 2位・由伸→1位・山崎颯 声援は「凄く力になりました」

[ 2023年6月7日 05:02 ]

交流戦   オリックス2-1巨人 ( 2023年6月6日    京セラD )

<オ・巨>オリ姫デー仕様の山本由伸(撮影・成瀬 徹)
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 スタンドを埋めたオリ姫が“イケメンリレー”に酔いしれた。粘り強い投球で試合をつくったのは、オリ姫が選ぶ今年の推しメン(オリメン)投票で2位となったオリックスのエース・山本だ。巨人打線を相手に8回を4安打1失点の好投で4連勝で5勝目。昨年の「オリ姫デー」は負け投手となったが、今年はきっちりと期待に応え、お立ち台で爽やかな笑顔を見せた。

 「初回からいい入りができたので、いい投球になって、試合も勝てたのでよかった。(オリ姫の応援は)凄く力になりました」

 3回まで無安打投球。2点の援護をもらった直後の4回に中田翔に適時打を浴び1点差に迫られたが、そこからギアを上げて8回まで無失点。96球と余力を残してマウンドを譲った。

 6回8安打3失点で勝敗が付かなかった前回19年6月18日の東京ドームで本塁打を浴びた丸と岡本和も無安打に封じてリベンジ。対戦を楽しみにしていた侍ジャパンの同僚・岡本和には「いい高さにたまたまいったんで良かった」とカーブとフォークで2三振を奪った。

 山本からバトンを受け、9回を締めたのはオリメン投票1位の山崎颯だ。1死から岡本和に左前打を許したものの、アウトは全て三振。最後はこの日最速の159キロで重信を空振り三振に仕留め、今季初セーブを挙げた。

 チームは3連勝で今季最多の貯金10。2位ロッテとのゲーム差を2に広げ、交流戦も単独首位。中嶋監督は「強い打線ですので、その中で最少失点で切り抜けたというのは非常にいいと思うんですけどね」とエースを称えた。(中澤 智晴)

 ▼オリックス・山崎颯(1点優勢の9回を締め今季初セーブ)最近ずっと自分の球が投げられている。(山本との継投での勝利は)同期(入団)だし、同学年だしうれしい。(オリ姫デーで)マウンドに行くときに、凄く声援が聞こえるので力になった。恥ずかしい投球はできないなと思った。

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