日本ハム・新庄監督「負けはしたけど、本当に戦えるチームになってきた」悔しい零敗、連敗も前向き

[ 2023年6月7日 21:20 ]

交流戦   日本ハム0-1広島 ( 2023年6月7日    エスコンF )

<日・広>メンバー交換を終えスタンドに手を振る新庄監督(撮影・高橋 茂夫)
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 日本ハムの加藤貴之投手(31)が7日、広島戦(エスコンF)に今季11度目の先発登板。8回を今季最多となる122球を投げ3安打1奪三振1失点の力投を見せたが、打線が相手の3安打を上回る4安打も得点を奪えず連敗を喫した。

 最後まで3回1死満塁のチャンスを生かせなかったことが響き、前日に続き1点差の接戦を落とし連敗。快投を見せた先発の加藤貴を見殺しにする形となった。

 悔しすぎる敗戦。打線があと一本を打てず連敗。しかし、新庄剛志監督(51)の試合後の表情は明るかった。

 「負けはしたけど、本当に戦えるチームになってきた」

 この一言にすべての思いを込めて引き揚げた指揮官。3回の先制チャンスで1点も奪えなかった時はベンチで肩を落とした。9回先頭で万波が放った左前打では両手を上げ喜び、2死一、三塁の場面では上川畑が見せた気迫のヘッドスライディングのアウト判定に可能性が薄いと分かっていてもリプレー検証を要求した。「優勝だけを目指す」就任2年目。交流戦の成績も4勝4敗と貯金はなくなったが、新庄監督は確かな手応えを感じている。

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