JR西日本 2年連続6度目の都市対抗出場、主将の桜井涼が逆転V弾「恩を返せてよかった」

[ 2023年6月7日 15:58 ]

第94回都市対抗野球大会 中国2次予選 第2代表決定戦   JR西日本7―1シティライト岡山 ( 2023年6月7日    倉敷マスカット )

<JR西日本・シティライト岡山>4回に逆転の決勝3ランを放ったJR西日本・桜井はナインから胴上げされる
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 西日本が2年連続6度目の本大会出場を決めた。中国地区第2代表として、第1代表のJFE西日本とともに7月14日に東京ドームで開幕する本大会に出場する。

 8番打者が一発で沈滞ムードを振り払った。1点を追う4回2死一、二塁、桜井涼内野手が左越えへ決勝の逆転3ランを放った。

 「真っすぐ一本にしぼっていた。速い球に差し込まれていたので、ポイントを前に置いて打つ意識でいた」

 今季から主将を務める25歳。広島商から近大工学部を経て20年に三菱重工広島へ入社も、同年に三菱グループが社会人野球チームを再編。本拠を横浜市に置く三菱重工Eastか、兵庫県に置く三菱重工Westに移籍するつもりでいたが、地元のJR西日本から誘われたことで転籍を決めた。

 「自分は拾ってもらったようなもの。恩を返せてよかった」

 今大会は打撃の調子が上がらなかったが、主将として弱いところを周囲に見せないようにプレーを続けてきた。大一番でチームを東京ドームに導く活躍を果たし、ホッとした表情を浮かべていた。

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