楽天・マー君　5回5失点で今季4敗目…安田＆辰己の2者連続本塁打も空砲

交流戦   楽天3ー11阪神 （ 2023年6月7日    楽天モバイル ）

5回を終えてベンチに引き上げた田中将は厳しい表情（撮影・岸　良祐）
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　楽天は先発の田中将が5回5失点で今季4敗目。打線も3回に安田と辰己の2者連続本塁打しか得点が奪えず敗戦した。

　5月31日のDeNA戦（楽天モバイル）で7回1失点の快投を披露、1カ月半ぶりの白星が10年ぶりの交流戦勝利となった田中将。しかしこの日は初回から出塁を許すなど苦しい立ち上がりになった。 　0―0の3回1死満塁で佐藤にライトへの適時三塁打を浴びて3点を失った。味方の援護もあって2―3で迎えた5回には、1死走者なしから佐藤輝に右中間への三塁打を打たれて出塁を許す。続く梅野に右前適時打を浴びて4点目を失った。さらに1死二、三塁で小幡の投犠打野選で追加点を許した。田中将が降板後もリリーフ陣が炎上し6点を失った。

　打線は0―3の3回1死走者なしで9番・安田がボールカウント1―0から阪神先発の西勇が投じた2球目のチェンジアップをはじき返し、右翼席に叩き込む3号ソロを放った。続く1番・辰己もボールカウント1―1から3球目のスライダーを右中間席へ運び、2戦連発となる4号ソロで1点差に迫った。その後、2―6となった8回に岡島の左前適時打で1点返すが反撃及ばず敗戦した。