山形出身の阪神・中野が“第二の故郷”で大暴れ3安打 「両親も3日間」観戦予定!次は白星を

[ 2023年6月7日 05:15 ]

交流戦   阪神1-4楽天 ( 2023年6月6日    楽天モバイル )

<楽・神>初回1死、中野は右中間三塁打を放つ(撮影・北條 貴史)
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 鮮やかな快音で“凱旋”を果たした。3月の第5回WBCでは世界一にも貢献した阪神・中野が東北福祉大時代の4年間を過ごした仙台で3安打。チームは敗れたものの、頼れる2番の存在が希望になった。

 「どういう感じで打つっていうのは決めずに、甘い球を来たら打つって気持ちで打席に入った」

 初回から“第二の故郷”を沸かせた。1死から則本のスライダーを捉えて右翼フェンス直撃の三塁打。交流戦では12球団トップとなる3本目の三塁打で好機を演出すると、大山の中前適時打で先制のホームを踏んだ。5戦連続安打に加えて今季20度目のマルチ安打。4月27日の巨人戦以来、今季3度目の猛打賞も記録した。

 両親や友人も見守る中での躍動。山形県出身の26歳は「両親も3日間見に来ると言っていた。勝ちを届けられるように」と勝利を誓った。

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