巨人・大城「いい投手なので積極的に…いってます!」 またも藤浪撃ちV打、通算12打数7安打

[ 2022年9月3日 21:33 ]

セ・リーグ   巨人7―1阪神 ( 2022年9月3日    甲子園 )

<神・巨>ヒーローインタビュー後、ポーズを決める大城(撮影・坂田 高浩) 
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 巨人の大城卓三捕手(29)が阪神戦(甲子園)で5回に勝ち越し&決勝の左前適時打。連敗を3で止め、8月26日の広島戦(マツダ)以来6試合&8日ぶりとなる白星をチームにもたらした。なお、前日2日に自力でのCS進出が消滅したが、一夜で復活している。

 8番に入ってスタメンマスクをかぶり、メルセデスとのバッテリー。だが、そのメルセデスが4回、近本に右翼ポール際へ同点の3号ソロを浴びて4回途中1失点で降板すると、1―1で迎えた直後の5回だった。

 先頭の7番・吉川が中堅へ放った打球は近本が目測を誤り、三塁打に。この無死三塁で入った第2打席だった。藤浪が1ボール2ストライクから投じた4球目、外角低め直球を左前適時打とし、勝ち越しのホームに吉川を迎え入れた。

 「2ストライク追い込まれたんで、なんとかするんだ、なんとかバットに当てるんだっていう気持ちで。2ストライク後、そういう気持ちで打席に立ってました」。初球スプリットで空振り、2球目154キロを見逃して2球で追い込まれた。3球目スプリットはボール。4球目の直球を叩いた。「2ストライクになって意識的にもちょっと変えたので。それがいい結果というか。何とか食らいつきました」と振り返った。

 藤浪とは試合前まで通算対戦成績が10打数6安打。4月1日には東京ドームで今季1号も放っている。「ストレートも速いですし、変化球もキレるので、本当に甘い球を1球で仕留めるということをやっていかないと。あとは積極性ですね。追い込まれると、いいピッチャーなので、チャンスは少なくなるので、積極的に…いってます!」と大城。これで藤浪との対戦成績は12打数7安打、打率・583となった。

 今後へ向けては「あした勝って勝ち越して帰れるように、また、残り試合も少なくなってきますけど、一戦必勝で頑張っていきたいと思います」と残り19試合に気持ちを入れ直していた。

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