首位打者獲りを狙う日本ハム・松本剛 左膝違和感で3日楽天戦先発落ち 新庄監督「(状態が)悪い」

[ 2022年9月3日 12:42 ]

2日の楽天戦の6回、左前適時打を放った松本剛
Photo By スポニチ

 日本ハムの新庄剛志監督が、松本剛外野手が左膝の違和感のため3日の楽天戦のスタメンを外れることを明かした。

 2日の楽天戦で6回1死三塁から三塁線を破る適時打を放って出塁した後、新庄監督は「二塁打コースだったけど、一塁ベースの手前でちょっとおかしい動きをした。こっちの判断で代えた」と異変を感じて途中交代させていた。一夜明けた3日、新庄監督は「松本君(の状態)が悪いんですよ。筋肉と骨がくっつく膜が剥がれ気味」と骨折から復帰して間もない左膝の状態が悪化したことを明かした。

 2日の楽天戦で2安打して打率を2厘挙げて・354とし、2位のオリックス・吉田正(・320)を突き放して初の首位打者に向けて独走している。あとは規定打席の443打席まで残り23試合で56打席必要なだけに「6試合くらい出なくても足りるくらいと計算してもらったけど、早くクリアさせてあげたい。クリアしてからじゃないと、万が一コロナになった場合にかわいそうでしょ。難しいですよ」と親心をのぞかせた。

 先発こそ外れるが、当面は代打で起用して打席数を積み重ねていく方針。指揮官は「打つ、打たないは別にしてね。これは本当にものにしたいから」と初の首位打者獲りをサポートしたい考えを示した。

続きを表示

2022年9月3日のニュース