広島・西川 先制&決勝打!4番で8戦ぶりマルチ「球の見え方良かった」 逆転Aクラス「諦めずに頑張る」

[ 2022年9月3日 04:45 ]

セ・リーグ   広島2ー0DeNA ( 2022年9月2日    マツダ )

<広・D>お立ち台で笑顔の西川(撮影・椎名 航)
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 たまりにたまったウップンを晴らした。均衡が破れないまま迎えた6回に広島・西川が値千金の先制二塁打。2死一塁に左前打の矢野を置き、カウント2―1から大貫が投じた外角ツーシームを振り抜くと、打球は本拠地の左中間を割った。

 「最近なかなか打てていなかったので、ここしかないと思っていった。強引にならず、思い描いていた逆方向に強い打球が打てた」

 8月27日の巨人戦以来、5試合ぶりの打点を27歳は喜ぶ。「今日は1打席目から球の見え方が良かった」と振り返った通り、8回にも一塁線を破る二塁打で2点目をお膳立て。マルチ安打は同月24日のヤクルト戦以来、実に8試合ぶりだ。

 「僕が得点圏で打っていれば、甲子園で勝てていたかも。4番目ですが、今日は打点が付いて良かった」

 前日1日の阪神戦から4番に入って2試合目。佐々岡監督は「なかなかチャンスをつくれなかったけど、龍馬の先制点と8回の一打は本当に大きかった」と称える。4番打者は「(Aクラスの)可能性がゼロになったわけじゃない。諦めずに頑張る」と力を込めた。

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2022年9月3日のニュース