つば九郎「むらかみくんだけじゃない、みんなの3らん」 試合前に交わした村上との会話も明かす

[ 2022年9月3日 14:36 ]

ヤクルトの球団マスコット「つば九郎」
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 ヤクルトの人気球団マスコット「つば九郎」が3日、自身のブログを更新。前日2日の中日戦(神宮)で相手左腕エース、大野雄大投手(33)から3回に先制そして決勝となる50号3ランを放った主砲・村上宗隆内野手(22)と試合前に交わした会話を明かしつつ「みかたでよかった」と改めてつぶやいた。

 日本人のシーズン50本塁打は2002年松井秀喜(巨人)以来20年ぶりで、22歳7カ月での到達は王貞治(巨人)の24歳3カ月を上回る史上最年少記録。令和初の3冠王へまい進する村上がまずは一つクリアした大台に日本列島のボルテージも上がった。

 歴史的な瞬間から一夜が明け、ブログを更新したつば九郎は「『うったしゅん』すぐにとびだす~つばくろう。らんなーに、えおきくん、てっぱちくん、3らんです。えがおあふれるじんぐうきゅうじょう。えみふるまんかいです。ふたりのでむかえ、ほのぼの~みんなえみふる」と打った瞬間それと分かる右越え3ランを放った村上と、本塁付近で後輩を出迎える青木宣親外野手(40)、山田哲人内野手(30)の微笑ましい3ショットを掲載。「べんちもえみふる。むらかみくんだけじゃない、みんなの3らん」と“チーム・スワローズ”で勝ち取った50号3ランを喜んだ。

 そして「かも~ん。むね~」と右手羽で「5」を示した自身の村上お出迎えシーンもアップ。「50のいみでのおでむかえです」と説明した上で「しあいまえに、きょうきめっぞって、いったら、よしっ」と試合前の会話も明かした上で「みかたでよかった」と最近の決まり文句をつづった。

 その後、「ちゃららら~ん、だ~ぃすきっ!」のタイトルで再びブログを更新した、つば九郎。「せんせい、しじょうさいねんしょう50ごうほーむらん、むらかみくんです」と試合後に行われたヒーローインタビューの写真を載せ「みんなが、ききいる、いんたびゅ~です。とちゅう、わらいもはさむ」と振り返ると「あ~もう、なんかさみしいな~でへへ」と、その存在が遠くなっていくような一抹の寂しさもつづった。

 それでも「ぷれっしゃーをかけないで~なんていってるけど、つばくろうは、ちょっこすかけて、あおっていきます」としっかりハッパをかけることも忘れなかったベテラン鳥。「でも、このいきおい、このいきふん。いきそうなきがする」と日本人最多55本(王)やNPB記録60本(バレンティン)の達成も“予言”すると「みんな、なまで、むらかみくんの『うったしゅん』みたほうがいいよ。あと、だきゅうおん。ぱね~から」と最後はチケット販売を宣伝する抜け目のなさで締めくくった。

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2022年9月3日のニュース