巨人メルセデス、またも来日30勝目ならず 4回途中4安打1失点で早くも原監督が動いて降板

[ 2022年9月3日 19:19 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2022年9月3日    甲子園 )

<神・巨>4回2死一塁、メルセデス(左)の降板を告げ、ベンチで給水する原監督(撮影・北條 貴史)
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 巨人の来日6年目左腕、C・C・メルセデス投手(28=ドミニカ共和国)が阪神戦(甲子園)に先発登板。4回途中4安打1失点で早くも降板し、またも区切りの来日30勝目となる今季6勝目を挙げることはできなかった。

 メルセデスは6月4日のロッテ戦(東京D)で8回途中1失点と好投して今季5勝目をマークしたが、これを最後に白星から遠ざかり、試合前まで8戦勝ちなし4連敗中。前回登板した8月17日のDeNA戦(横浜)では5回3失点で降板し、2日後の19日に登録抹消となった。

 この日の試合前に出場選手登録され、敵地・甲子園のマウンドへ。打線は相手先発右腕・藤浪から3回に坂本の右前適時打で先制し、序盤で早くもメルセデスを援護した。だが、1―0のまま迎えた4回だった。1死から3番・近本にカウント1―1からの3球目スライダーが真ん中に入ったところを右翼ポール際へ同点3号ソロ。4番・佐藤輝を遊ゴロに打ち取って2死とした後で5番・大山に2打席連続安打となる左前打を打たれて2死一塁としたところで早くも原辰徳監督(64)がベンチを出て投手交代を告げた。なお、2番手右腕・鍬原は1球でマルテを中飛に打ち取り、この回を終わらせている。

 メルセデスの投球内容は3回2/3で打者14人に対して55球を投げ、4安打1失点。1三振を奪って四死球はなく、直球のMAXは146キロだった。

 ▼メルセデス 良い状態で投げることができたと思う。一発は打たれてしまったけれど次の登板も頑張ります。

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