巨人・原監督「今頑張らなきゃいつ頑張るの」 4回継投開始は「2回とか3回じゃなくてよかった」

[ 2022年9月3日 21:45 ]

セ・リーグ   巨人7―1阪神 ( 2022年9月3日    甲子園 )

<神・巨>阪神に勝利してひきあげる原監督(手前)(撮影・坂田 高浩) 
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 巨人は阪神との伝統の一戦に快勝して連敗を3でストップ。8月26日の広島戦(マツダ)以来6試合&8日ぶりとなる今季57勝目を挙げ、借金7とした。前日2日に自力でのCS進出が消滅したが、一夜で復活している。

 1―1で迎えた5回、先頭・吉川の打球を中堅・近本が目測を誤って三塁打とし、続く大城の左前適時打で勝ち越し。3―1で迎えた7回には坂本の中前適時打、中田の左前適時打、岡本和の中前2点適時二塁打で一挙4点を加えて試合を決めた。

 試合後、原辰徳監督(64)との一問一答は以下の通り。

 ――引き分けも続いた中、久々の勝利はいかがでしょうか。

 「そうですね。今日は非常に効果的に点をね、まあ、いい投手からね、積み重ねることができたと。なかなかつながりという部分でね、(最近は)よくなかったんですが、今日は打線が機能したと思いますね」

 ――ヒーローがたくさん。攻撃陣で拍手を送りたい選手は。

 「いやいや、特にないですけどね。まあ、でも、中心バッターも含め、8番バッターもいいところで打ったというのはやっぱり、打線という中でつながりがあったと思いますね」

 ――メルセデスを4回途中で交代。救援陣がパーフェクトリリーフ。

 「そうですね。まあ、CC(メルセデス)もいい投手なんですけれどもね。抑えるのも非常に早いけれども、打たれるのも早いというのがね、今年の、ややそういうものがあるものですから、そういう意味ではリリーフ陣にあとは託したということですね」

 ――明日以降へ向けて。

 「一戦一戦、ベストを尽くして戦い抜くということに尽きると思います」

 ――7回は増田大の三盗も大きかった。あの場面は監督としてももう1点を先に取りたかった?

 「いやいやいや(肯定)、もうそうですね」

 ――増田大の走塁への評価は。

 「しっかり、何というか、サイン通り動いたというところでいいんじゃないでしょうか」

 ――その三盗も含め、きょうはしぶとく隙を突いて進めた。

 「そう、隙がないというか、相手がちょっと隙を見せてくれたところにつけ込むことができたというかね」

 ――三塁打のところも。

 「そうですね。ああ、ゲッツーというのがね、走者が二塁に残ったりね。やっぱりそういうのは非常に大事だし、反面教師的な部分で、われわれもしっかり、まあ、気をつけないといけないというところでしょうね」

 ――鍬原が締めて、流れも呼んだのでは。

 「そうですね、そう思います。ある意味、早めに、なんというか、つなぐ準備をしていたというかね、鍬原という名前もそこに1番手としてそこにありましたんで、まあ、(継投開始が)2回とか3回じゃなくてよかったな、というところでどうですか?4回からだよね?途中からね」

 ――延長が続いていた中、中継ぎの登板数も増えていたが、それでも万全策ということか。

 「いやいやもう、今頑張らなきゃいつ頑張るのということですよね」

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