ヤクルト・高津監督 50号到達の村上称え「素晴らしく大きく成長してくれた」

[ 2022年9月3日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト5―0中日 ( 2022年9月2日    神宮 )

<ヤ・中>3回、3ランを放った村上を迎える高津監督(撮影・島崎 忠彦)
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 ヤクルト・高津監督も教え子の成長に目尻を下げた。「18歳の時から見て、かわいい少年だったんですけど、いまだにかわいい男ですけど、素晴らしく大きく成長してくれた」と村上の50号を称えた。

 入団1年目は2軍監督。「あまり叱ったことがない。思い切ってプレーさせることしかなかった」。高校通算52本塁打の逸材をのびのび育てた。当初は「内野フライも捕れなかった」と笑って振り返るが、持ち味のフルスイングを伸ばすために2軍では「三振OK」の方針を貫いた。

 2年目の19年に36本塁打でブレーク。1軍監督に就任した20年は開幕戦から4番を任せた。昨季は7月に不振に陥ると「期待はしているけど、一人で背負い込む必要はない」と言葉をかけた。

 今季チームが新型コロナに集団感染し、主力が多数離脱した際には、「中心」の自覚を強くしていた主砲にLINEで「大変だろうけど、チームを引っ張れ。それがお前の仕事だ」と激励した。「50本塁打は節目の、凄くいい数字」と指揮官。不動の4番とともにリーグ連覇を果たす。

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2022年9月3日のニュース