プロ注目の大阪観光大・久保修 熱中症で無念の途中交代も2回戦出場に意欲

[ 2022年9月3日 16:48 ]

近畿学生野球秋季リーグ第1節1回戦   大阪公立大3―1大阪観光大 ( 2022年9月3日    シティ信金スタジアム )

<大阪観光大・大阪公立大>6回表、大阪観光大・久保修(中央)は熱中症の治療を行う
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 プロ注目の大阪観光大・久保修外野手(4年)が無念の途中交代となった。1番・中堅で先発し、6回の守備で打球を追った際に足をつって治療。一度は出場を続けたが、熱中症の症状が見られたため、6回途中で0―3となった時にベンチへ退いた。

 「(5回の)第3打席くらいから全身がつったような感じになっていた。ぶっつけ本番で出たというのもありますし、開幕戦で結果を出さないと、という焦りがあったかもしれない」

 春季リーグ中に右太腿裏の肉離れを発症。完治して実戦練習に復帰した8月中旬に右足首を捻挫した。万全ではない中で、主力としてチームを引っ張ろうと意気込み、2回の守備では右中間を破るかという打球をダイビングキャッチ。バットでは3打席で2打数無安打1四球に終わり、ネット裏に詰めかけた広島、ロッテなど5球団のスカウトにアピールとはならなかった。

 「春に注目してもらったのにケガでアピールできなかった。プロを目指していて、そこに懸ける思いでやっている」

 4日の2回戦出場には影響がないことを強調し「明日、あさってと連勝して勝ち点を取りたい」と巻き返しを誓った。

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2022年9月3日のニュース