楽天 代打・銀次の押し出し四球でサヨナラ勝ち!延長10回好リリーフの安楽が6勝目

[ 2022年9月3日 18:11 ]

パ・リーグ   楽天5―4日本ハム ( 2022年9月3日    楽天生命 )

<楽・日>延長10回、押し出し四球でサヨナラ勝ちし、ギッテンス(左)にねぎらわれる銀次(撮影・篠原岳夫)
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 4位・楽天は3日、本拠での日本ハム戦(楽天生命パーク)に5―4でサヨナラ勝ち。4―4で迎えた延長10回、2死満塁のチャンスで代打・銀次内野手(34)が押し出しとなる四球を選んで勝負を決めた。延長10回の1死満塁のピンチを封じた安楽智大投手(25)が6勝目を手にした。

 田中将は5回までわずか1安打と好投。味方打線の援護もあり3―0とリードしていたが、6回にまさかの4失点。無死一塁からアルカンタラに12号2ランを浴び1点差とされると、2走者なしから古川裕、上川畑、近藤に3連打を浴び同点に追いつかれ、マウンド上で悔しさを爆発。石井監督から交代が告げられベンチへと退いた。

 2死一、二塁からの登板となった2番手の宮森だったが、今川に左前適時打を浴び、ついに逆転を許してしまった。先発の田中将は5回2/3を108球、打者23人に対し被安打6、被本塁打1、奪三振6、与四球1の4失点という悔しい登板に終わった。

 それでも打線は7回、2死二塁から鈴木大が右前適時打を放ち同点に。4―4のまま延長戦までもつれると10回、6番手・鈴木翔が1死満塁のピンチを招いて降板。それでも7番手の安楽が代打・松本剛に対しインコース低め、絶妙にコントロールされた速球を投じ三ゴロ併殺打。この試合“最大の窮地”を無失点で切り抜けると球場は大盛り上がり。安楽も思わず飛び上がって大きなガッツポーズが飛び出した。

 すると直後の攻撃で2死満塁の絶好機が到来。ここで代打・銀次が押し出し四球を選んでサヨナラ勝ちを決めた。

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