東都大学野球が福島で開幕 日大が前季優勝の亜大にサヨナラ勝利

[ 2022年9月3日 14:26 ]

東都大学野球1部秋季リーグ   日大3―2亜大 ( 2022年9月3日    福島県営あづま )

<亜大・日大> 9回、サヨナラ打を放ち、ナインに迎えられる日大・高垣(左) (撮影・光山 貴大)
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 春季5位の日大が、福島での開幕戦で、同1位の亜大にサヨナラ勝利を飾った。

 先発の山内翔太(2年=習志野)が、初回に1点を先制されるも、2回以降は粘りの投球で8回2/3を2失点。1―2で迎えた9回には、福島県浅川町出身の3番・小濃塁(3年=仙台育英)が先頭で四球を選んで出塁。その後、2―2と同点に追い付き、なお1死一、三塁で7番・高垣広大(3年=山梨学院)が左前へのサヨナラ打。「(7回1死二塁の)前の打席では三振してしまったので、低い打球を打とうと思っていた。(抜けた瞬間は)“よかったー”と思いました」とはにかんだ。

 地元での出場となった小濃は「たくさんの連絡をもらっていた。肩のケガをしていて試合に出られていなかったが、福島の方々に支えられた。感謝の思いを持っていました」と話した。また、母校の仙台育英も今夏の甲子園で東北勢悲願の初優勝を果たし「(自分の)モチベーションも上がりました」と刺激を受けた。

 また、この日の開会式では、各チームへの特産物の贈呈が行われたほか、アクロバット飛行のショーも行われた。

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